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呼吸器内科

呼吸器内科

呼吸器内科

肺、気管支、胸膜など主に呼吸器で起きるとされる病気や症状について診療するのが呼吸器内科です。具体的には、風邪やインフルエンザ、肺炎、扁桃炎、咽頭炎、気管支炎などの急性の呼吸器疾患をはじめ、気管支喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などの慢性の呼吸器疾患まで全般的に診察、検査、治療を行っていきます。

診断をつけるための検査が必要と医師が判断すれば、胸部レントゲン、スパイロメーター(空気を出し入れする換気機能の状態、肺の容積などを調べることで、喘息やCOPDといった病気の発症の有無を確認する)、喀痰検査をするなどして、原因を探っていきます。

風邪と思っていたけど咳が長引く、痰がなかなか切れない、動作を少ししただけで息が切れる、胸部に痛みがあるといった症状は、呼吸器関連の疾患が考えられますので、一度当診療科をご受診ください。

このような症状はご相談ください(例)

  • 咳や痰が長引く(2週間以上)
  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 鼻づまり
  • 喉の痛み
  • 急な発熱
  • 息切れ
  • ヒューヒュー・ゼーゼーという息苦しさ
  • 胸痛
  • 血痰
  • いびき など

呼吸器内科で扱う代表的な疾患

  • 風邪症候群
  • インフルエンザ
  • 咽頭炎・扁桃炎
  • 気管支炎
  • 気管支拡張症
  • 肺炎
  • 気管支喘息
  • COPD(肺気腫)
  • 肺結核
  • 肺気胸
  • アレルギー性鼻炎(花粉症)
  • 肺がん
  • 睡眠時無呼吸症候群 など

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に呼吸が停止、あるいは低呼吸状態になると睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)と診断されます。その基準ですが、呼吸停止の場合は睡眠中1時間あたりにして10秒以上の呼吸停止が5回以上ある、低呼吸状態の場合は睡眠中1時間あたりにして10秒以上の換気量が50%以下への低下になることが5回以上、になります。

睡眠中に何度も呼吸が停止、低呼吸状態になるということは熟睡することが困難となり、睡眠時間を充分とっているにも関わらず日中の活動時に眠気が伴うなど、日常生活にも支障をきたすようになります。このほか、家族にいびきを指摘された、夜中に何度も目が覚めるといったことも睡眠時無呼吸症候群が疑われます。

このような症状は睡眠時無呼吸症候群の可能性があります

  • 大きないびきをかいている
  • 日中(活動時)に強い眠気に襲われる
  • 睡眠中に呼吸が止まっていることを家族や同居人に指摘された
  • 熟睡感がない
  • 記憶力が低下している
  • 夜間に何度もトイレに行く(何度も目が覚める)
  • 起床時に頭痛がする
  • 車を運転中に居眠りをしてしまう
  • 勃起機能不全(ED)
  • 糖尿病や高血圧を発症している など

原因は主に2つ

睡眠時無呼吸症候群は、一口に言えば睡眠中に何度も呼吸が止まってしまう病気です。その原因は2つあると言われています。ひとつは、何らかの原因によって気道が閉塞することで呼吸が止まる、もしくは低呼吸になる閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)です。気道が閉塞する原因としては、肥満の影響で首回りに脂肪がついている、扁桃の肥大、舌が大きい、舌根沈下、先天的に顎が小さいといったことが言われています。もうひとつは、脳から呼吸命令が出なくなることで無呼吸状態になってしまう中枢性睡眠時無呼吸症候群(CSA)です。この場合は、気道が閉塞されているわけではないのでいびきは出ません。なおCSAによる睡眠時無呼吸症候群は、心不全などの心疾患による心機能の低下、脳出血や脳梗塞などの脳疾患といった病気が起因して起きることがほとんどですので原疾患の治療が優先されます。なお、SASの患者様の多くは、気道の閉塞が原因のOSAの患者様になります。

なお、SASを放置すると熟睡できないことによる影響が出るだけでなく、不整脈、高血圧、虚血性心疾患、心筋梗塞、心不全、脳血管障害など循環器関連の病気を発症するリスクも高くなります。このような病気にかからないためにも早期発見・早期治療は大切です。

検査について

SASを診断する検査ですが、まずは自宅で簡易型検査装置を用いたスクリーニング検査を行います。これは同装置にあるセンサを手の指と鼻の下に取り付けて、あとは寝るというだけの簡単なものです。これによって睡眠時の呼吸の状態やいびきの有無などを計測します。その後、詳細な検査が必要となれば、病院施設などで一晩泊まって、睡眠と呼吸の質を調べる精密検査が行われます。なお、この場合も、自宅での検査と同様にセンサを身に着けて眠りにつくだけになります。

治療について

検査の結果、OSAによる睡眠時無呼吸症候群との診断を受けたら、直ちに治療が開始されます。その内容は主にCPAP療法です。CPAPとは、圧力をかけた空気を鼻から気道へ送り込む人工呼吸器を使う治療のことで、同装置に付いている鼻マスクを睡眠時に装着し、そのまま眠りにつきます。これによって睡眠中も上気道へ向けて、加圧しながら空気を送り込むようになるので気道は常に開いた状態となるので、鼻呼吸による睡眠は可能となり、呼吸停止や低呼吸状態は改善され、いびき、夜中に何度も目が覚める、日中に眠気といった症状も解消されていくようになります。なお、CPAP療法を行っている間は、その状況を医師に報告する必要があるので、一定の間隔を開けて通院します。

医院概要Summary

診療科目
内科・循環器内科・消化器内科・呼吸器内科
院長
陶山 勝郎
住所
〒578-0924 
大阪府東大阪市吉田1-1-2
パザパはなぞの2階
TEL
072-961-2176
最寄駅
近鉄河内花園駅より北側すぐ
パザパはなぞの2階
診療時間 日祝
9:00-12:00
17:00-20:00

休診:水曜日午後・土曜日午後・日曜日・祝日